英単語が覚えられない中学生の娘が激変!暗記のコツは「語根」と「親の伴走」だった

「ズーちゃん(お父さん)、お勉強頑張る!」

そう言って中1の娘が見せてくれたのは、ルーズリーフにぎっしりと書き込まれた英単語の山でした。どうやらSNSのショート動画で、綺麗なお姉さんが机に向かって勉強している姿に憧れて真似を始めたようです。

娘なりに「勉強したい」という意思があるのは嬉しいこと。でも、正直に言えば「これじゃ覚えられないな…」とも思いました。読み方も怪しいまま、明日のテストとは関係ない単語まで形だけ書き写しても、中学生にとっては苦行でしかないからです。

それは流行りの「英単語アプリ」も同じ。いかにも効率良さそうに見えますが、今まさに学校や塾で習っている範囲とズレていれば、結局モチベーションは続きません。

ただ、動画の中の「正解」を信じ切っている娘に、別のやり方を納得させるのは至難の業でした。「そのやり方は効率が悪いよ」と言っても、すぐには聞き入れてくれません。その「頑張りたい」という気持ちの種を、どうやって正しい方向へ導いて花咲かせるか。そこにはやはり、親の言葉以外の「工夫」と「伴走」が必要でした。


エピソード1:「書きなぐり」を卒業!英単語暗記をパズルに変える「語根」の力

SNSの真似をして「書くこと」に疲れていた娘に、時間をかけて対話しながらこう提案しました。「一度書くのをやめて、単語をバラバラのパーツで見てみない?」

そこで教えたのが「語根(ごこん)」の考え方です。 例えば、「port」=「運ぶ」。 これさえ知っていれば、Import(中に+運ぶ=輸入)、Export(外に+運ぶ=輸出)と、芋づる式に意味がつながります。

ただのアルファベットの羅列がパズルのピースに変わった瞬間、娘の顔から「やらされている感」が消え、暗記が少しずつ「発見」に変わっていきました。

エピソード2:アプリの罠を回避。教科書の範囲に絞ったイメージ学習法

実はアプリも試しましたが、続きませんでした。理由は、出てくる単語が「今やってる教科書の範囲」と無関係だったから。中学生にとって一番大事なのは、「明日塾でテストに出るこの1ページ」を完璧にすることです。

そこで、あえてデジタルのランダム出題はやめ、今やっている単語だけに絞って「イメージ画像」を見せる作戦にしました。 例えば “enormous”(巨大な) なら、図鑑の「規格外に大きな象」の写真を指さしながら。 日本語の訳を介さず「うわ、デカッ!」という感情と一緒に覚えることで、テスト中も「あの時の写真」が脳に浮かぶようになります。

エピソード3:暗唱テスト対策の決定版!親子で取り組む「音読伴走」

娘の塾には、教科書1ページを丸ごと暗唱する宿題があります。一人で黙々と書くよりも、格段に効果があったのは「親子での音読セッション」でした。

私が横に座り、一緒に教科書を開いて、音読の答え合わせを聞く。 正しい音源を聴き、私が一行読み、次に娘が続く。 「パパが横で自分の声を聞いてくれている」という安心感。

時には、私が暗唱して娘に答え合わせをしてもらう・・これを順番に繰り返します。
とても手間がかかりますが一緒に覚えることで暗記のスピードは各段に上がります。

勉強したいという娘の純粋な気持ちを花咲かせるには、ただ「やりなさい」と突き放すのでもアプリに丸投げするのでもなく、周りがどれだけ親身に伴走してあげられるかが鍵なのだと痛感しました。


さいごに:最適な「伴走者」の見つけ方

中学生の子供は、憧れの動画を真似して形から入ろうとします。親が「そのやり方は違う」と言っても、素直に聞き入れるには時間がかかります。だからこそ、時には親以外の「別の大人の指導」が必要なのだと思います。

子供に伴走するのは、効率がいいと分かっていてもそれなりの手間と覚悟が必要です。私でも毎回はとても無理です。

我が家の場合は、幸運にも近所に親身になってくれる良い塾が見つかったので、今はプロの先生に「伴走」の役割をバトンタッチしています。親だとつい甘えや反発が出てしまう場面でも、先生という第三者が横にいてくれることで、娘も素直に新しいやり方を受け入れられるようになりました。

もし、お近くにそういった場所がない場合でも、今は色々な選択肢があります。

  • 学研などの質の高い自習教材で学習リズムを作る
  • オンライン家庭教師で、自宅にいながら発音や暗記をチェックしてもらう
  • スタディサプリのような動画講義で、正しい音に触れる

どんな方法でも構いません。大切なのは、子供が一人で暗闇を走るのではなく、誰かが横で「ちゃんと見てるよ」という環境を作ってあげること。

親子のバトルを避け、子供の「やる気」を本物の「自信」に変えるために。まずは無料体験などを通して、お子さんに合った「伴走のカタチ」を一緒に探してあげてみてはいかがでしょうか。

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